スミ入れペンの代用として極細ミリペンを使ってみた。コピックモデラーとの違いは?
ヤマサンヤマサン

今回はスミ入れペンで有名なコピックモデラーとイラスト、漫画等で使われるサインペン、ミリペンでスミ入れができるか試してみました。

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スミ入れペンの使いどころはエナメルスミ入れでは、うまく流れないところ等に直接書き込むような形でスミ入れできるので重宝してます。お手軽で水性なのでミスってもすぐ綿棒等でふき取れば消せますし。

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パチ組みでのスミイレ、乾燥時間、塗装後、トップコートしてみた状態を比較。

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結論としては、ミリペンは模型用のスミ入れペンの代用として使えると思いました。コピックモデラーは欠品するとなかなか手に入らないことが多いので、ミリペンなら入手性はいいのでおすすめです。

 




極細スミ入れペンとミリペン先端比較 コピックモデラーとネオピコライン

コピックモデラー 0.02mm 先端

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模型用スミ入れペン。コピックモデラー驚異の0.02mm。1年近く使っているので少し潰れ気味です。でもシャープな線が引けます。乾燥すると耐水性、耐アルコール性あり

ネオピコライン 0.03mm 先端

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今回代用として登場してもらう、0.03mmネオピコライン。探した限り0.02mmのミリペンが見つからずだったのでこちらにしました。乾燥すると耐水性、耐光性があります

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肉眼で見る限り、あまりペン先の太さに大差はみられません

パチ組みにスミ入れ比較

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エアリアルの太ももを実験台に。左がネオピコライン、右がコピックモデラー。プラのディテールに直接スミ入れしてみました

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一度では薄いので2度3度重ねてミゾをなぞりました。肉眼で見ても違いはほとんどわかりません。少しですがコピックモデラーのほうがプラへの塗料のノリが良いかなといった具合

スミ入れペンとミリペンの乾燥時間

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プラに直接書き込んで、1日放置した後に指で触ってみました。

 

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うーん、1日では乾燥が足りないのか、それとも触る力が強すぎたのか、双方とも滲みました。トップコートしない場合はあまり触らない方が無難ですね

その後、双方とも+1日乾燥(計2日)させましたが指で触ると同じように滲みますので、完全乾燥には相当時間がかかりそうです。

スミ入れペン、ミリペン塗装後スミ入れの比較

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両方とも、塗装後の塗膜にちゃんと乗ってくれました。ネオピコラインの方が若干ノリが悪いですが、許容範囲だとかんじました。ちなみに光沢グレー塗装です。




スミ入れペン トップコートで滲むか

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塗装後、スミ入れペンで書いた文字を(1時間ほど乾燥させて)、水性つや消しトップコートをかけてみました。両方とも滲むことなくトップコートできました

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上から触っても、消えたり滲むことなく、コーティングできてます。気持ちネオピコラインの方が色が薄くなった気がしますが、許容範囲だと思います。万全を期すなら乾燥時間をもっととったほうがよさそうです

 

まとめ

スミ入れペン代用としてミリペン

・コピックモデラーのほうがペンの細さ、プラへの塗料のノリ具合、トップコート後の仕上がり具合ともに専用品だけあって良いが、ネオピコラインも十分に使用できると感じた

・塗装の上からでも塗料はのってくれる。

・トップコートしない場合は、触ると滲んだり消えたりする可能性は高いので、スミ入れペン、ミリペンを使用した後はトップコート推奨

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おすすめは模型専用のコピックモデラーですが、入手できない場合はミリペンでも全然スミ入れに使用できると思いますし、私も多用してます。エナメルが流れ込みにくいところとか、スジボリやディテールが甘くところはスミ入れペンで書いちゃった方がキレイにできたりします。お手軽ですし

みなさんもワクワクするガンプラ製作を!