今回はガンプラに使うプラチップの接着におすすめのハイグレード模型用セメダインをレビューします。もともとクリアパーツの接着に使う透明度の高い接着剤ですが、プラチップにもおすすめ
比較対象としていつも使っている木工用ボンド、流し込み接着剤も使ってみましたが結論は、模型用セメダインが一番使いやすかった!
ガンプラのプラチップ接着の方法、乾燥、硬化時間、強度の記事です
用意するもの
・プラチップ
・ハイグレード模型用セメダイン
・綿棒
・フィニッシュマスター
・つまようじ
プラチップの作り方は過去記事をご覧ください↓
ガンプラのプラチップの作り方と貼り方 レッドポイントや蛍光ポイント、プラディテールアップ
フィニッシュマスターはなくても良いですが、あると捗りますのでおすすめ。
ハイグレード模型用セメダインのプラチップ接着の方法
方法も何もめっちゃ簡単にキレイにできます。塗布→貼り付け→数分まつ→はみ出し分のふき取り。以上!
①貼り付けるカ所につまようじorノズル先端で塗布
セメダインのノズルは模型用らしく細目で少量出せるようになってます。これが便利。
作ったプラチップを貼り付けしていきます。プラチップに直接セメダインを塗布するのはやりにくいので、貼り付けるカ所に塗布します
ノズルのみで対象に塗布してもいですが、つけすぎになりそうなので、つまようじで少量すくって塗布します。
↓↓
塗布した箇所にプラチップを載せて位置を調整します。⇧のような感じでセメダインがはみだします。乾く前であればふき取りは可能なので5分程度静置します。ちなみに気温25度くらいの時期に作業してるので、冬はもっと放置した方がいいと思います
②はみだしたセメダインを綿棒かフィニッシュマスターで水をつけてふき取る
水をつけた綿棒で大まかにふき取り、プラチップの際はフィニッシュマスターでふき取るとやりやすいし、キレイにふき取れる
完成!キレイにふき取れました!
ハイグレード模型用セメダイン 乾燥硬化時間、強度
プラチップ接着後5分ほどではみ出した部分を軽く拭き取れるくらいの接着力。慎重にふき取ればプラチップは動かない。10分経過くらいで爪で軽く押しても動かないレベルまで接着できました。1日経てば接着力は十分なレベル。無理にはがそうとしない限り剥がれないくらい
【比較】流し込み接着剤でプラチップを接着
ここからは比較。流し込み接着剤は模型用セメダインに比べ乾燥は早く、強度も高いですが、塗装したプラチップには不向き
予想はついていましたが、案の定、塗料が溶けて周りも溶かしています。あたりまえか
【比較】木工用ボンド速乾で接着
以前はこの方法で接着していたので問題なくできます。ちなみに100均で売ってます
作業方法もセメダインと同じ。
こちらも5分程度静置した後、はみ出し部分をふき取りました。綿棒に水をつけてふき取り。乾くと透明になるので目立ちにくいし乾く前であれば、白くなってるのでふき取りの目視はしやすいか
模型用セメダインとそん色ないレベルに仕上げられますが、デメリットとして多少の粘り気があるのでふき取りが少しやりにくい、接着力はセメダインより弱い、乾燥時間も長い。使い勝手、性能は模型用というだけあってセメダインに軍配が上がります。さすが!
塗膜を溶かすか実験
私は塗装した後にプラチップを貼る形なので、接着剤が塗膜を侵さないか心配。水性の接着剤なので大丈夫だと思いますが一応。塗膜は水性ホビーカラーです
エアリアルの塗装済みシールド。左に木工用ボンド、右にハイグレードセメダインを塗布。放置します
30分ほどで左の木工用ボンドが透明になったのでふき取って塗膜に影響がないか確認します。
水につけた綿棒でふき取り。乾燥していますがキレイにふき取れました。塗膜にも影響ありません。
続いて木工用ボンド。ふき取りは粘り気がありセメダインより時間がかかりましたが、こちらも塗膜には影響なし
万一ふき取り残しや、違う場所についても安心です
まとめ
塗装済みプラチップをセメダインで貼り付けたジムスパルタン⇧⇧⇧。
〇メリット
・透明なため接着後も目立ちにくい。
・粘り気がないため、ふき取りがしやすい
・塗膜を侵さない
・すぐに硬化しないので位置調整がしやすい
・プラチップの接着力も十分
×デメリット
・100均木工用ボンドに比べ少し価格が高い、といっても400円程
価格が高い以外はデメリットらしいものは感じません。ちいさなパーツ、クリアパーツを接着するのに適していると思います。
みなさんもワクワクするガンプラ製作を!