今回は合わせ目けしの確認のためにサーフェイサーを使うやり方をご紹介します。
合わせ目消しをしてると消えたかどうか、パーツを見ても、正直よくわからないこと多いです。他には、削りすぎてないだろうか、逆に削りが足らないなど、難しいですよね。
サーフェイサーを使うことで、それらの確認がとれるので便利。合わせ目けしには必須工程ですね。
タミヤのビン入りサーフェイサーを筆で塗って確認します。
私が合わせ目けしの時に行っているタイミングや使い方のご紹介です。
必要なもの
・神ヤス 240番、400番
・タミヤ ビン入りサーフェイサー
・イージーサンディング 瞬間接着剤
・瞬着硬化スプレー
・筆 (サーフェイサー塗る用)模型用ならなんでもよい。私は使い古しのタミヤ面相筆極細。
レディパーフェクトリー、準備は万端だ!
合わせ目消し、ビン入りサーフェイサーの使い方、確認方法
今回はこのズゴックのバックパックの合わせ目を消していきます。テンションのかかるところではないので瞬着のみで合わせ目けしです。雑なゲート処理ですいません。どうせヤスるので。
・合わせ目にイージーサンディングを盛り、瞬着硬化スプレーをかけたところです⇑⇑
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・240番の神ヤスで削ります。粗削りし、削りすぎないように大まかにヤスる程度。瞬着の盛り跡を残しておくくらい。
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・400番でヤスる。削りすぎ防止に、瞬着の盛り跡を少し残すくらいで一旦やめます。
さて、ここからが今回の本題。サフを筆塗りします。
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・筆にサフを少し多めにつけ、ちょんと1カ所ににのせ、伸ばしていきます。できるだけ薄く塗るのが良いですが、厚くなってもそんな問題ありません。
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・合わせ目、瞬着の盛りあとを全部覆うくらいにサフを塗ります。あとは数分待って乾燥。
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・400番の神ヤスでヤスリます。するとこんな感じに削れました⇑⇑
なんかY字みたいになってるところは、瞬着の盛り跡です。段差になっているので、出っ張りのあるところから先に削れるのです。ということは、まわりのサフが削れるまでヤスリがけをすれば、段差が消え、面がそろうということ。
雑な図ですが図解するとこんな感じ。
・ヤスリがけする前
・ヤスリをかけた後
なので、サフが削れるまでヤスリます。削りの目安となるので作業がしやすく、削りすぎ防止にもなります。400番でヤスリ作業。
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・サフがすべて削れました。ですが、黒い□部分。合わせ目にサフが入り込んでます。ここ、触ってみるとミゾがあります。
そうです、合わせ目が消えていないところなので、サフが入りこんでるんですね。なので、この部分に瞬着を盛り、ヤスリがけ。
不安であれば再度、サフを塗って確認すれば大丈夫でしょう。
これで合わせ目けし完了です。
ビン入りサーフェイサーが便利な理由
・缶スプレーやエアブラシで塗装したほうが、均一に薄く塗れるので、瞬着やパテの段差、合わせ目はわかりやすいが、
準備がめんどくさい、(後片付けも)合わせ目付近だけ塗りたいのに他のところにも塗装されてしまうなど、ちょっと不便。
なので、ビンサフ筆塗りでピンポイントで確認作業ができる。こちらのほうが作業性が良いと思いました。
合わせ目けし、サーフェイサー確認の工程、順番、タイミングまとめ
サーフェイサーを使うことにより、合わせ目が消えたかどうか、瞬着やパテの段差の削り残しを発見しやすくし、削りすぎを防止することができるのでサフは合わせ目けしにも必須の工程ですね。
タミヤビンサフなら接着剤用筆付きフタが取り付けられる
おまけ要素ですが、タミヤのビンサフの形を見ていただければわかるかと思いますが、タミヤセメントや流し込み接着剤と同じ形状です。ということは・・・ハケ付きの蓋に変更してしまえば、筆の洗浄作業をしなくてもよくなり、さらに作業性がよくなります。
接着剤を使い切ったら、流用したいと思います。これも、タミヤのビンサフを選んだ一つの理由です。
まとめ
合わせ目けし確認にサーフェイサーをつかうということを知るまでは、こんなもんかなという勘でやっていました。なので消えてなかったり削りすぎたり失敗も多かったです。
この方法を使うようになってから、成功率はかなり上がりましたのでよければお試しください。
ビンサフ使ってワクワクするガンプラライフを。
※流し込み接着剤(MrセメントSPBブラック)+瞬間接着剤(タミヤイージーサンディング)をメイン …