今回は大量に使うサーフェイサーやよく使う塗料をあらかじめ希釈しておく+塗装時も使いやすい便利アイテム、ドロッパーボトルのご紹介
毎回塗装時に希釈するのが面倒な人、撹拌メンドクセーという方におすすめ
私はかれこれ2年以上は使ってますね。めんどくさがりの人には重宝すると思いますし、塗装時の手間を軽減して快適な塗装ライフにもつながるのではないかと思います
希釈済みドロッパーボトル作成に必要なもの
・ドロッパーボトル 120ml
・塗料
・薄め液 (塗料に対応したもの)
・撹拌用メタルボール クレオスのものがおすすめ
・ドライヤー
これだけ揃えればOK。ドロッパーボトルはAmazonで大量に売っているものを、撹拌ボールはクレオスのものがおすすめ。
安いステンレスのベアリング玉を撹拌ボールにしても良いかもですが、専用品ではないので水性カラーでサビとか、もしも出たら不安なので専用のものを使います。
ドロッパーボトルに希釈済み塗料を入れるやり方
塗料をボトルに入れる
今回はメカサフライトのボトルを作っていきます。新品未使用塗料です。
塗料をよく振って撹拌します。撹拌棒を使ってもいいです。撹拌が終わったら塗料が瓶のどのくらいの量、入っていたか確認しておきます。(塗料をボトルに投入後、塗料ビンに薄め液を入れるので。)マジックで瓶の外にラインを引いてもいいですが、ラッカー塗料の場合おおよそでも問題ないので私はひきません。
塗料をボトルに移します。全部ぶち込んでください。
うすめ液をボトルに入れる
次に塗料に対応した薄め液を塗料ビンに入れます。メカサフにはプロユースシンナー!
塗料ビンに残っているわずかな塗料を薄め液で溶かし、無駄にしません。塗料が入っていたのと同じくらい薄め液の量を入れます。この場合50ml塗料だったので薄め液もそれくらいいれます。これで約1:1くらいの希釈になる!
塗料ビンを振って撹拌します。
そして、この薄め液をボトルに入れます。
薄め液投入後の塗料ビン。薄め液で塗料が溶けて瓶もキレイに。無駄なし。
塗料50ml+薄め液約50ml=100mlの希釈済み塗料ボトルが完成しました。120mlボトルなので少し余ってますね。薄め液多めで塗りたい人は追加で薄め液をいれる事もできるのでこのサイズがおすすめ。
撹拌メタルボールをボトルに投入
撹拌ボールは説明書だと塗料ビンに対して2~4個となってます。ボトルは大きいのでいつも5個いれています。これでボトルを振るだけで撹拌できます。上下に振ってもいいですが、円を描くように振ると撹拌が早い気がします。
塗料ビンのラベルの剥がす
次にドライヤーで熱風を当てて瓶のラベル糊を溶かし剥がしていきます。
いつもこの、重なったところから熱風を当てていきます。ぐるっと一周30秒くらいあてます
スルッと糊が残らず剥げていきます。※当たり前ですが熱いので気をつけてください!ちなみにガイアのラベルはクレオスより剥がしやすい気がします。知らんけど
キレイに剥がれました!あとは貼るだけ
ウホッ!完成です!
ドロッパーボトルの揮発はどのくらいの期間で?
塗料や薄め液にもよりますが、乾きの早いラピッドシンナーやラッカー系は数か月くらい経つと、少し塗料が濃いかなと感じるレベルです。そのまま使うこともあれば、薄め液を少し足すこともあります。
水性塗料なら数か月でも全然揮発していないように感じます。そのまま使ってますね。
2年以上使って経験ですが、長期間使えるのであまり揮発は気にしないでいいかと思います。
ドロッパーボトルのサイズは120mlがおすすめで使いやすい
サイズ面でサーフェイサーやトップコートの大容量ビンはガイアでは50ml、クレオスでは40ml。1:1で希釈するのなら100mlは最低でも欲しいからというのと、この長細いボトルの形が持ちやすいので120mlを愛用しています。
あとは、Amazonで大量に売られてるので買いやすい
ドロッパーボトルに溶剤を入れても良い
ワシは薄め液もドロッパーボトルに入れて使っています。1滴ずつでてくれるので微調整がしやすい。間違わないようにマスキングテープをラベル代わりにしてます
100均でドロッパーボトル代わりになるもの
ドレッシングボトル!揮発もしにくいし、長いこと使ってますが、容量が多めなのと、塗料の出る量が微調整しにくいのでドロッパーボトルの方がおすすめですね。多めに作りたい、微調整いらないならこれもアリですが
まとめ
ドロッパーボトルで希釈済み塗料をあらかじめ作る事で、塗装の効率を上げられて塗るのに集中できる。サーフェイサーやトップコート、よく使うカラーは作って置いて損はないでしょう。ボトルづくりは簡単ですし、快適なエアブラシ塗装ライフがおくれますよ
みなさんもワクワクするガンプラ製作を!!