今回はクレオスのメタルカラー、クロームシルバーのレビューです。塗装後、磨くと金属感がでる塗料。どんなもんかと試してみました
結論からいうと、磨き加減で金属感が変わってくるので、多くのパーツ塗装してすべて均一にするのは難しいと感じました。
ですが、金属感はかなりでますし、少量のパーツ、ワンポイントなどでは見栄えかわりますし、多めに磨き痛んだ金属感をだすこともできるので面白い塗料だと思います。
使った道具や、やり方などをご紹介します。
使用した塗料、道具
・Mrカラー、メタルカラー クロームシルバー
・MrカラーGX ウイノーブラック(下地)
・デニム生地 (古いジーパンの切れ端)
・メガネふき (マイクロファイバー)
下地は、ウイノーブラックを使用。より金属感を出してくれるの期待。磨きはデニム生地で磨くといいということを聞いたので、ジーパンの切れ端で、あとは比較用にマイクロファイバー素材の眼鏡ふき
クレオス メタルカラーの下地はウイノーブラック
ホワイトのプラスプーンに塗装していきます。
・少しホコリがついていますが、気にせずいきます。お試しなので。ウイノーブラックは塗膜も強く、光沢。よりクロームシルバーの金属感を出したいがために導入。定番ですね。ちなみにサーフェイサーグレーを塗装した上にウイノーブラックを塗装。
・今回はスプーンだけでなく、HGUCのズゴックのクローも一緒に塗装していていきます。実際のパーツに金属感どんなんもんかみたいので。
クレオスメタルカラー希釈とエアブラシ塗装
希釈は塗料1:うすめ液1の希釈率で塗装していきます。磨くことを考えエアブラシで3度塗りと厚めに塗装しました。もともとのビンに入った状態の粘度はかなりサラサラな状態だったので、希釈率は1:1と濃いめにしてみました。
塗装した状態(磨いていない)↓
磨いていない状態だと、光沢は全然ありませんね。この状態で乾燥させます。山善のドライブース・・・ではなく食器乾燥機で数時間乾燥。念のため、そのあと2日待ってから磨きに入ります。(以前半日くらいで磨きに入ると一瞬で黒下地があらわになった(´;ω;`))
塗装の乾燥に本当におすすめ↓↓↓
リンク 購入検討されてる方の参考になれば幸いです。 山 …
クレオスメタルカラークロームシルバーを磨く
・乾燥後、マイクロファイバーとデニム生地で磨きました。
比較するためにスプーンの左半分をマイクロファイバー、右半分をデニムで磨く。光加減を見ながら磨きます。マイクロファイバーは、あまり光沢感は比較すると少ないですね。デニムで磨いた方は、私の手が少し写りこんでいます。別角度からもみてみます
・少しわかりづらいですが、デニム生地で磨いた方が光沢感が強いですね。全体をデニム生地でもう少し磨いてみます。↓↓
⇑⇑磨きすぎた感が少しありますが、金属感は十分でてると思います。
ちなみに比較用に磨いてない状態↓↓
ズゴックのクローもデニムで磨いてみました。上半分が磨いたもの、下は磨いてないもの
↓↓磨いたクロー
磨きすぎた感がありますね。特にエッジの部分は落ちやすく、下地のブラックが見えてきてますが、金属の表現としてはアリかなと思いました。
さらにプラスプーンとズゴッククローを磨きます。↓
2つとも、下地のブラック粒子がわかるようにでてきてます。光沢感もなくなりました。これは削りすぎですね。加減が難しい。磨けば磨くほどキレイになるわけではないので、確認確認を繰り返し作業するのが基本ですね。
クレオスメタルカラートップコートをかけてみる
磨くことを前提の塗料なので塗膜が弱い。なので光沢トップコートで保護、そして光沢をだせるか試してみたところ・・・金属感が消えました・・・やらないほうがいいですね。
左半分はエアブラシで、右は遊びで筆で塗ってみました。エアブラシは金属感が消え、粒子も目立つようになってしまい、筆塗にかんしては、一瞬で溶けて下地のブラックがあらわに。メタルカラーはトップコート厳禁。
↓↓ちなみに塗膜はめっちゃ弱い。乾燥は十分にしましたがマステを貼っただけでこの剥げ方。触ると粒子が指につくので触らずおいておくのが前提ですね。
まとめ
・磨きはデニム生地がおすすめ。光沢、金属感が出やすい。
・しっかり、乾燥させたあとに磨く。2から3日はあったほうが良い。
・磨くの前提なので厚めに塗装
・磨きすぎると光沢感が消えるので、少し磨いては確認が必要。
・完成後、塗膜は弱いのでできるだけ触らない。
・トップコートはしない。
磨き加減によって、金属感、光沢感が左右されるので、大きいパーツや、多くのパーツを均一に磨くのは難しいと感じた。少量でワンポイントなどにはかなり使えると思う。
クレオスメタルカラーでワクワクするガンプラライフを。