ガンプラ、撮影ボックスでの黒背景の撮り方、コツ。光の帯、スジを消せ！

今回は撮影ボックスを使用しての黒背景の撮り方で、簡単かつ背景に光が入りにくい撮り方をご紹介

撮影ボックスに付属のPVC用紙と私がよく使っているレザック６６を使用して撮影しました

黒背景に写り込む光、反射する光をかなり軽減できるので、参考になれば幸いです

まずは、撮影ボックスに付属してくるPVC用紙で撮ってみると、光が反射してスジというか光の帯みたいなものができます。ズームしてみたのが⇩⇩

背景のちょうどカーブしているところに光が反射してしまい、真っ黒ではない。私、気になります

PVCに比べ反射は抑えられているもののレザック66でもカーブしているところは、ぼんやりと光の反射があります。

ちなみにレザック６６用紙は学校の文集の表紙とかに使われる用紙です。レザック６６については関連記事を⇩⇩

ということで、この光の帯を消していきます。画像加工はしませんよ。めんどくさいから

簡単です。背景紙を⇩のように曲げてガンプラの奥に光をいれないようにするだけ。撮影ボックスの横面にマステで固定してます

わかりにくいかもなので横からみた図⇩

Uの字に背景紙を曲げて、ガンプラはライトの真下くらいの位置に。ガンプラの前面はライトに照らされるギリギリくらいの位置に置く。

ガンプラから奥の背景紙までの距離（赤⇔）の距離は長い方がより暗くなる。

こんだけです。ねっ、簡単でしょ。それではPVCとレザック66で撮影していきます。

どうでしょう。普通にPVCをセットした時と比べて背景は暗くなって見栄えが違いますね。PVCは反射しやすいので微妙な位置調整はしましたが、手こずりませんでした

レザック66で撮ると、PVCに比べ反射は少ないので、位置調整もそこそこに簡単にこのような黒背景画像が撮れます。

以前は光吸収率が高いハイミクロンという布をつかうと真っ黒にとれるよと記事を書きましたが、セットするのがめんどくせぇ（布を設置するのが意外と）のとホコリが気になるんですね。毎回テープでペタペタやるのも大変

今回の方法なら背景紙かえて、マステでペタペタ設置で終わり。PVCはホコリや汚れはつきますがハイミクロンほどつきにくくない、レザックはほとんどわからないしつきにくいと感じます。

ただ、より黒く撮りたいならハイミクロンのほうが背景が暗黒に撮れます

ハイミクロンつかえばいいじゃないとなりそうですが、めんどくさくて。撮影ボックスはそのままに背景紙をいじる事でできないかと思い調べてやってみたら、まあまあうまくいったので記事にしてみました。個人的な好みとしてはPVCよりレザック66のほうが扱いやすく、見た目も好みです

使用した撮影環境の道具を最後にまとめときます⇩⇩