今回は定番のメカサフ。今更レビューかよ感がありますが、やっぱり良い。
サーフェイサーとしての下地づくりとしてはもちろん、そのまま塗料として使えるのが良い。時短になるし、塗膜も薄くでき、仕上がりもキレイ。最近愛用してます
ライト、ヘヴィ、スーパーヘヴィの比較、下地による影響、ヤスリ傷は何番ならメカサフのみで消えるのか、スミイレ、乾燥時間、希釈などの記事です
NAZCA メカサフ ライト、ヘヴィ、スーパーヘヴィレビュー!
メカサフの希釈の薄め液はプロユースシンナーで1:1
メカサフを用意。ビンからボトルに希釈済みにしています。薄め液は他のものでも使えますが、メカサフのラベルにプロユースシンナーが一番効果を発揮すると記されているので今回はこれで希釈。ボトルの作り方が気になる方は過去記事で↓↓
【超便利】ガンプラのエアブラシ塗装にドロッパーボトルがおすすめ
希釈は1:1でやっていますが、エアブラシで吹いてみて出にくい、濃いようなら薄め液を追加します。通常の希釈と同じです
メカサフ ライトの色
・塗装前
⇧⇧メカサフを塗布するためのジャンクパーツを用意して塗装していきます。オリジンザクの膝パーツかな
・塗装後
かなり薄めのグレー。明るい印象。マットな美しい塗膜です
メカサフ へヴィの色
ヘヴィというネーミングというので、濃い重たい色を想像していましたが通常のグレーよりは少し暗めといった印象。明るめの白い機体のフレームとかに良さそう
メカサフ スーパーヘヴィの色
ヘヴィに比べ、ダークなカラー。黒ではないが暗い重たい印象。個人的に一番好きなカラー。フレーム、武器なんかに良さそう
メカサフ3色並べて比較
個別にみてもイマイチわかりにくいと思うので並べてみました
左からライト、ヘヴィ、スーパーヘヴィ。
プラ板にも塗装してみました。左からライト、ヘヴィ、スーパーヘヴィ。これがわかりやすいかな。マスキングミスって白いところがあるのはごめんなさい
メカサフ下地による違い。上から水性塗料を塗装してみる
作ったプラ板に上から水性塗料のレッドを塗装。画像だとライトとヘヴィは同じようでわかりにくいが肉眼でみると違う。撮影が難しい。
レッドですがどれも明るすぎることはなく落ち着いた仕上がりになる
ヤスリ傷は何番なら消えるのか
サーフェイサーの傷消し能力の確認のため、400番でヤスリ掛けしたプラ板を用意。画像だと全然見えないけどしっかりついてます
傷が一番目立つであろう、ライトで塗装。パッと見は全然わからん。さすが!。光をあててみると少し粗いかな~といった印象。上からつや消しトップコートかければ全くわからないと思う。つや消し仕上げなら念のため600番までかけておけば大丈夫でしょう
メカサフ後スミイレをしてみた
塗装後そのままエナメル塗料でスミイレをしてみました。メカサフつや消し塗装なので結果は見えていますが・・・
案の定、スミがなかなか拭き取れず難航。あたりめぇだ。スミイレするなら光沢コートしてからにしましょう
メカサフの乾燥時間
ラッカー系塗料なので早い。ベタ塗で数分経たないくらいで表面が乾く感じ。数時間も経てば爪でひっかいても剥がれない。さすが
メカサフは剥がれる?撹拌不足か表面の汚れ
数年前エアブラシ初心者のころ、メカサフ塗膜が剥がれたことがありました。おそらくその時の原因が撹拌不足。以前の私は撹拌をおろそかにしていたのでそれが原因だと思います。
今回プロユースシンナー以外の他メーカーの薄め液で撹拌してみましたが、問題なく使え、剥がれも出なかったので考えられるのはそれしかなさそう。パーツ洗浄も以前と変わらないやり方でしたし表面の汚れではないと思うので
まとめ
・希釈はメーカーおススメのプロユースシンナーが良い(他でもできるが一番効果を発揮する)
・ロボット系の下地、フレーム、武装によい発色
・つや消し仕上げならヤスリ掛けは600番までやっておれば傷はわからない
・そのまま塗料として使えるので手間が減って時短
・塗膜は強く、はがれにくい
・スミイレは光沢トップコートしてから
最近はもっぱらメカサフばっか使ってますね。値段は少々お高いですがそれに見合った使いやすさ、発色の良さがあると思います
みなさんもワクワクするガンプラ製作を!